輝かしい成果をあげた10

――武漢経済技術開発区の回顧と展望

武漢市政府報道弁公室

 武漢経済技術開発区は19915月から建設を始め、934月に国務院の認可を得て設立された。20004月、国務院は武漢経済技術開発区に国家クラス輸出加工区を設置することを認可した。開発区の中期計画面積は31平方キロ、長期制御計画面積は907平方キロである。

 1、投資環境が大いに称賛され、企業誘致と資金導入の情勢が喜ばしい情勢にある

 開発区は10年来、28億元を投じて、1832平方キロの区域建設を完成した。

 昨年末現在、20余カ国・地域の投資家が開発区で企業を124社設立し、契約ベースの投資総額は31億ドル、契約ベースの外資額は19億ドル、外資の実際利用額は16億ドルであった。仏シトロエン社、米モトローラ社、コカコーラ社、台湾頂新グループ、英ピルキントン社、独ヘンケル社、日本丸紅など多くの有名企業が開発区に進出し、世界企業ベスト500のうち、開発区に投資したものが12社ある。

 今年、開発区は一連の大型プロジェクト導入の面で新しい突破を見せた。例えば、フロートガラスの生産と精加工、ピーク時の電力使用を調整する発電所、自動トランスミッションプロジェクト、台湾頂新グループの増資プロジェクト、三角湖金湾不動産、カラーテレビ緩衝器などの大中型プロジェクトがすでに契約が結ばれたかあるいはまもなく結ばれる。

 2、重点企業が急速に発展し、重要なプロジェクトの実施が順調に進んでいる

 1992518日に設立された神竜自動車公司は中仏合資による乗用車メーカーであり、建設規模は年産乗用車30万台、エンジン40万台である。昨年11月、神竜プロジェクト1期工事が国の検収にパスし、いまの年産能力は乗用車15万台、エンジン20万台に達している。

 昨年、神竜公司は乗用車を53900台生産し、前年比3408%伸び、乗用車を52036台販売し、前年比1867%伸び、売上高は616400万元、輸出による外貨獲得額は571万ドルに達した。今年、神竜公司は市場に世紀潮EX延長型、ピカソ、R23改良型、C5、アルコール燃料車など五つの新車種を出荷した。

 武漢晨鳴漢陽紙業株式有限公司は山東晨鳴グループと湖北省漢陽製紙工場が合資で設立したもので、19981月に正式に運営を始めたパルプと紙を生産する大型製紙企業である。昨年、同公司の創出した工業総生産額は61900万元、売上高は75600万元、利潤・税金納入額は24600万元、利潤は18300万元で、経済指標は中国製紙業界で第2位にランクされた。

 東風スタンピングプレス、華新ケーブル、紫江包装、南洋印刷などの企業の生産額はいずれも40%以上のスピードで伸びている。開発区の生産額1億元以上の企業は17社あり、開発区経済の支柱となっている。このほか、長征ロケット、瑞風テレビ電話、倫飛コンピューター、神竜部品、道博株式、長光電源、佑図物理、康楽薬業など多くのハイテク企業が現われた。

 20004月、国務院の認可を得て、武漢開発区内に湖北武漢輸出加工区が設置された。計画面積は2平方キロで、第1期開発面積は1024ムー(約69ヘクタール)、今年620日、税関総署など8部・委員会からなる連合検収グループの実地審査、検収にパスし、合格証書を授けられた。現在、20余件のプロジェクトは商談を経て、6件が加速建設されている。

 開発区ハイテク産業ゾーンの計画面積は2平方キロ、第1期の開発建設面積は583ムー(約3ヘクタール)、昨年始めに本格的に着工した。投資額約3000万元、面積24800平方メートルの科学技術工場がまもなく完工する。投資額2861万元、建築総面積12300平方メートルの産業ゾーン創業サービスセンターが今年11月に完工した。同済薬業、テレビ電話、大衆ネットワーク、可威生物など多くの企業は科学技術工業ゾーンで着工したがあるいはまもなく着工する。武漢スポーツセンターと新江漢大学も建設中である。

 310年にわたる発展の成果が著しく、開発区の見通しが明るい

 開発区は設置10年来、実現した工業総生産額は525億元、国内総生産は176億元、財政収入は38億元、それぞれ年平均9855%、7554%、4561%伸びた。昨年の開発区工業総生産額、工業増加値、財政収入の全市に占める比率はそれぞれ1323%、1564%、832%に達した。武漢市の新規増加した工業総生産額のうち28%は開発区からきたもので、開発区は全市の経済発展の重要な支柱となっている。