中国の立場

 

江沢民主席、シラク仏大統領と電話会談

江沢民主席は11日夕方、要請に応えてフランスのシラク大統領と電話会談した。

その中で、シラク大統領は「イラク問題に対し、武力行使の権力を授ける決議案は断固として受け入れられない」とのフランス政府の立場を表明した。

これに対し、江沢民主席は「中国の立場は変わっていない。それは、核兵器査察を引き続き強化することと国連の範囲内で政治的解決を図ることである。現在、新たな決議案を提出する必要はない」と語った。

『北京週報』日本語版 2003年3月12日