国際社会の声

 

国際社会、アメリカの対イラク戦争を非難

バクダット時間の20日早朝、アメリカはイラクへの軍事攻撃を行ったが、イラクのサハフ情報相は当日、アメリカの初日の空爆により一人が死亡し、数人のけが人が出たと発表した。

一方、ロシアのプーチン大統領は、同じ日、対イラク戦争の即時停止を米英両国に要求し、「イラクへの軍事行動は正当ではなく、非常に大きな政治的まちがいだ」と指摘し、ドイツのフィッシャー外相も、「矛盾解決法で一番よくないことは戦争である」としたあと、今回戦争のいち早い終結を要求した。

またアラブ連盟のムーサ事務局長は、「今日はすべてのアラブ人にとって悲しい日である」と訴えたあと、アメリカの対イラク戦争発動に憤りを示した。

またEUのパッテン対外関係担当委員は、アメリカの対イラク戦争は非常に悪い先例であり、EUは今後のアメリカとの関係発展に不安を抱いている」と語った。

このほか、マレーシア、ニュージーランド、インドネシア、イラン、インドとベルギーなどの国もアメリカのイラクへの軍事行動実施を非難している。