中国の立場

 

「人民日報」、米英のイラク攻撃は世界秩序と破壊と強調 

24日の新聞「人民日報」は文章を載せ、「米英などのイラクへの一方的攻撃は世界の秩序を破壊している」と指摘した.

この文章は、「米英などは、国連の兵器査察活動が進展をみせ、成果を上げたことを無視し、平和を求める世界各国人民の願いを顧みず、国連安保理の許可無しにイラク攻撃を一方的に開始し、中東地域全般に深刻な災難をもたらし、既存の国際関係の準則をひどく破壊し、新しい世紀の国際関係と国際秩序に予想できない結果をもたらした」と述べている。

またこの文章は、「西側の一部マスコミは、アメリカの目的はテロ撲滅や大量破壊兵器の廃棄ではなく、フセイン政権を覆し、中東地域を改造して世界をその制圧下に置くことにあるとしている。主権国家の政権を公然と武力で覆すというアメリカのやり方は、現行の国際秩序と国際準則を公然と破壊するもので、国際社会の反対に遭うのは当然のことである」としている。