中国の民衆、政府の立場を支持し、戦争終結を米英に要求　

米英などがイラクへの大規模な軍事攻撃を実施していることを受けて、中国各地の民衆は、イラク問題での中国政府の立場を支持し、軍事行動を直ちに止め、イラク問題を政治解決するよう米英などの国に要求している。

北京大学の大学院生張然さんは、記者のインタビューに答え、「今回の戦争はすでにイラク人民の生命と財産に深刻な損害をもたらした。戦争のエスカレートにより、これからイラクの住民はよりひどい損害を蒙るだろう。関係国は国連の枠内でのイラク問題の政治解決という軌道に直ちに戻るべきだ」と語っている。

また西北部にある寧夏自治区イスラム教協会の黒富礼副会長は、「私はイスラム教徒として、世界各地の人々が平和に付き合っていけることを希望する。米英などの国は、国連を無視して戦争によるイラク問題の解決を試みているが、これは世界平和と人道主義を踏みにじる行為である。米英などは、住民により多くの死傷者を出さないようにするため、戦争を即時終結させるべきだ」と強調した。