ロシア·タス通信：温総理、ニーハオ。温総理は今年後半にロシアを訪問し、ロシアの首相と会談するそうですが、中ロ関係に何か変化でも起きるとお考えでしょうか。また上海協力組織をどんな風に見ているのでしょうか。

温総理：中ロ両国は4000キロ余りの国境を共有しており、中ロ両国の善隣友好関係を安定させ、発展させることは、両国人民の根本的な利益に合致する。

ここ数年来、中ロ両国の戦略的パートナーシップは一段と発展し、良好な状態を維持している。しばらく前に締結した中ロ善隣友好条約によって、両国関係を発展させる法的基礎が再び築かれた。

中ロ両国の指導者の接触と各方面における友好関係については、すでに長期計画が制定されており、中ロ両国の関係は安定して発展していくと信じている。われわれは上海協力組織の役割を引き続き発揮させ、組織内部の各国による重大な国際問題をめぐる協議を強化して、世界の平和を維持し、共同の発展を促すためなすべき貢献をしていきたい。