新華社記者：反腐敗活動では、腐敗に反対すればするほど、腐敗事件がますます増え、事件にかかわる政府高官のクラスもますます高くなり、金額もますます増大しています。温総理はこれをどうように見ますか？　清廉で公正、高効率の政府の確立については、どんなお考えがあるのでしょうか。

温総理：ここ数年来、われわれは反腐敗活動で極めて大きな成果を上げたが、社会にまだ腐敗現象が存在していることは認めなければならない。経済の軌道が転換するに伴い、ある分野では特に際立つようになってきた。

われわれ新政府は（1）公務員の規律を厳格にする（2）法を執行する立場の公務員による違法行為を厳罰に処する（3）政府機構の改革を推進する（4）管理制度、行政上の審査認可制度、資金管理制度、人事制度を改革する――この4点から反腐敗活動を強化していく。

ここで、私は新政府を代表して、われわれ自身からこれに着手し、率先して模範を示し、全国人民の監督を受け入れることを表明したい。

　　『北京週報』日本語版2003年3月18日