国際社会の声

 

マカオの世論、イラク戦争による深刻な影響に憂慮

新聞「マカオ日報」は24日、社説を発表し、「アメリカなどが起こした対イラク攻撃は、伝統的な主権の維持という原則、内政不干渉という原則と国際法則に対する大きな挑発であり、戦争は世界の軍事、経済などに深刻な影響をもたらすにちがいない」と指摘した。

この社説は、「この戦争は、国連の許可を得ておらず、世界の大多数の国々がイラク攻撃に反対している情況の下に起こされたもので、政治上と道義上名目が立たず、また国連の権威をひどく損ない、国際関係の準則を破壊した。今回の戦争はイラクの歴史を変え、世界平和に脅威を与え、新しい軍備競争の展開を刺激しうるものであるばかりか、世界経済に深刻な悪影響をもたらし、世界を激動させ、世界にショックを与えた」としている。