海外にある非金融中国系企業の半数が黒字
商務部対外合作司の趙闖副司長がこのほど明らかにしたところによると、海外で設立された中国系企業(金融機関除く)は累計約8300社となった。現在も経営を続けている企業は6000社で、そのうち経営状態が正常な企業は70%で、黒字企業は約半数を占めている。
商務部は2003年から関連部門と協力し、海外投資について5つの管理制度を定めている。
(1)対外直接投資統計制度(国家統計局と共同)
大陸部域外に設立された中国系企業について、域内の出資者の基本データ、企業の主な経済活動をまとめたもの。
(2)対外投資に関する年度検査と業績総合評価制度(国家外匯管理局と共同)
企業資産の運用効率、資産の質、償還能力、発展性、社会貢献度――の5項目を審査する。
(3)海外の鉱物資源開発をめぐるオンライン記録制度の開発(国土資源部と共同)
(4)企業の海外での合併・買収に関する事前報告制度(国家外匯管理局と共同)
(5)国別投資経営障害報告制度(商務部)
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