2005 No.20
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>> 経済

2005年、平面テレビの需要が爆発的に伸びる見通し

中国国務院発展研究センター市場経済研究所と中国電子商会が共同で発表した『2005年都市部平面テレビ消費需要に関する第1・四半期研究レポート』によると、2005年の市場需要は185万台近くに達し、2004年と比べて185%増となる。

レポートでは、都市部の中・高所得家庭のテレビ製品への需要が旺盛で、今後1年間の推定購買率は21.7%になるとされている。そのうち、平面テレビを購入する家庭の割合は48.6%に上ると予想されている。ちなみに、2004年には、平面テレビの推定購買率はわずか12.1%であった。

今年第1・四半期の平面テレビの市場規模はおよそ25万6000台となり、そのうちLCD液晶テレビはおよそ68.8%を占め、PDPプラズマテレビは31.2%を占めることになった。第2・四半期は、平面テレビの市場需要の規模は約44万1000台になると予測されている。課題グループは消費者需要の予測と第1・四半期の市場販売データを総合してみると、2005年の国内の平面テレビの市場需要は約185万台となり、2004年に比べて185%増えると予測している。

あるデータでは、2005年までに世界では17本の第5世代以上の生産ラインが稼動する。液晶パネルの年間生産能力は1200万台、PDPパネルの年間生産能力も800万台以上に達すると見られている。