2005 No.21
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胡錦涛国家主席、海外企業家に中国市場の可能性を力説

胡錦涛国家主席は5月16日、北京市で開幕した「第9回フォーチュン・グローバルサミット」で演説を行い、「引き続き市場を安定的に開放し、対外経済管理体制の改革や知的財産権の保護強化などにより、中国の対外経済貿易協力や外国企業の対中投資への便宜を図る」と語った。

胡主席は「中国と世界各国及び企業との協力関係はさらに進展している。今後、市場の開放を加速し、外資系企業の投資を支援し、保護するための関連法律の改善を図ろうとする」と表明しながら、高レベルの「いくらかゆとりのある社会」構築に向けて「2020年のGDPを2000年の約4倍として4兆ドル程度とし、1人あたりGDPを3000ドル程度に引き上げる」という目標を明らかにした。「13億人以上の人口を抱える中国にとって、この目標実現は容易なことではなく、長期にわたる努力が必要だ」と強調した。

目標の実現に向けては、国民の利益を基本として、「経済発展を第一の任務とし、経済、政治、文化及び調和の取れた社会を作り上げ、その上で、「社会主義市場経済の建設を堅持し、新たな制度を整えて改革を推進し、経済発展の原動力を強化する」と述べた。