2005 No.21
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>> 経済

中国、4月自動車販売台数、グレード別売れ行き分析

2005年4月、中国の自動車市場は、エコノミーカーの売れ行きが好調で3月に続き、安定した成長を遂げた。国産乗用車の販売台数は前年同期比18.2%増、前月比7.2%増の25万7337台となった。

グレード別に見ると、小型自動車では「夏利(シャレ−ド)」の売れ行きが好調。販売台数は1万9642台に達し、「伊蘭特(エラントラ)」を抜いてトップに立った。「QQ」も1万台を突破し、奇瑞への販売貢献度はおよそ66%。「豪情」と「奥拓(アルト)」の販売台数もそれぞれ6984台、5959台で第3、4位だった。

エコノミーカー市場では、消費者が価格の変動に敏感になるという傾向が強く、数千元の価格調整でも販売台数が大きく変わる傾向がある。しかし当面の間、「飛度(フィット)」「千里馬」「富康(フーカン)」「賽欧(セイル)」が四大車種であるという構図そのものが揺り動かされることはなさそうである。

その中でトップにランクされているのは、東風悦達の「千里馬」。販売台数は6567台に達した。しかし、7000台に達した前年同期と比へてやや減少。2位以降は広州ホンダの「フィット」、富康、賽欧と続いた。