2005 No.21
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>> 経済

外貨対外貨の銀行間取引システム、
18日から始動

中国人民銀行の発表によると、中国の銀行間外国為替市場でこのほど、新しい外貨売買業務が開始する。同行関係筋によると、今回スタートする外貨売買システムは、外貨間のスポット取引(直物取引:翌々営業日渡し)のための取引・清算システムで、人民元と外貨との取引には関係しない。これは1994年から運営されている外国為替取引システムと同じく、銀行間外国為替市場に含まれるが、取引の性質は異なり、それぞれ独立して運営されるものである。

新しい銀行間外貨売買システムで扱う通貨の組み合わせは@ユーロと米ドルAオーストラリアドルと米ドルB英ポンドと米ドルC米ドルとスイスフランD米ドルと香港ドルE米ドルとカナダドルF米ドルと日本円Gユーロと日本円――の8種類である。

一方、1994年にスタートした外貨・人民元交換システムは、外国為替の取扱指定を受けた銀行や金融機関によるスポット取引のための取引・清算システム。扱われる通貨の組み合わせは@人民元と米ドルA人民元と日本円B人民元と香港ドルC人民元とユーロ――の4種類である。