2005 No.21
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胡錦涛主席、中日両国の執政党間の対話と意思
疎通の強化を期待

胡錦涛国家主席は5月22日北京で、「いま、中日関係が困難な状態にある情況の下で、両国の執政党間の対話と疎通を強化することは、中日関係の改善と発展促進に積極的な意義がある」と強調した。

これは日本の武部自民党幹事長と冬柴公明党幹事長が率いる日本執政与党代表団と会見した際述べたもので、胡錦涛主席はその際、「中日双方が、戦略的、かつ長期的見地から中日関係を把握し処理することを堅持し、『中日共同声明』など三つの政治文書の原則と精神を厳格に守り、『歴史を鑑とし、未来に目を向ける』ことを堅持し、歴史問題と台湾問題を正しく処理し、対話と疎通を通じて互いの相違点を適切に解決して、両国の各分野の互恵協力を拡大し、両国関係の政治的基盤、経済的基盤と社会的基盤を絶えず固めさえすれば、中日関係は長期的に、健全に、かつ安定して発展させることができる」と述べた。

これに対して武部自民党幹事長は、「日本側は、日中間の三つの政治文書の原則を改めて認識し守り、一つの中国の立場をこれからも堅持し、中国侵略の歴史を厳粛に反省し、実際行動を取って両国関係の正常な発展を促していく」と述べた。

また冬柴公明党幹事長は、「日本の侵略戦争が中国人民に害を加えたことは否定できない事実である。日本側はこの歴史に厳粛に対処し、歴史を鑑として、このような歴史の再現を防がなくてはならない」と述べた。