2005 No.23
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曽慶紅国家副主席、日本国会議員訪中団と会見

曽慶紅国家副主席は6月3日、北京・人民大会堂で、日中協会の野田毅会長を団長とする日本国会議員訪中団と会見した。

曽副主席は、中日関係が困難に直面している時に訪中して対話と意思疎通を図る野田氏を歓迎し、次のように述べた。

中国政府は対日友好政策を何ら変わることなく実行する。胡錦濤国家主席がインドネシアのジャカルタで提起した中日両国関係の健全で安定した発展を推進する5点の主張は、中国の歴代指導者が中日関係を固め、発展させてきた基本政策の主張を集中的に体現しているほか、中国の新しい中央指導グループの共通意思を反映している。

新世紀の中日関係を発展させるには、伝統を受け継ぎ、信念を固め、大局を守り、戦略的かつ長期的視点を堅持して両国関係をとらえることが必要である。歴史の流れに順応し、両国人民の共通の願いに順応し、平和共存、世代を越えた友好、互恵協力、共同発展を堅持しなければならない。中日間の3つの政治文書の各条項の原則を厳格に従い、全面的に「歴史を鑑(かがみ)として未来へ向かう」の精神を貫徹し、歴史問題と台湾問題を正しく処理しなければならない。双方が共に適切な努力をすることで、胡主席の提起した5点の主張を実行し、両国関係が早期に再び健全で安定した発展の軌道に戻るよう積極的に推進することを望んでいる。