曾慶紅副主席　中日は歴史を鑑にして発展すべきと表明

曾慶紅国家副主席は6月7日北京で、来訪した日本の大分県の平松守彦前知事と会見した際「中日は『歴史を鑑とし、未来に向かう』精神と中日の三つの政治文書の原則に基づいて、実際的な行動を取って、中日関係を正しい方向への発展を推進していくべきだ」と表明した。

曾慶紅副主席は「中日の友好は、最終的には両国人民の友好である。現在、中日関係の中で出てきた不正常な状況は、両国人民の共同利益に符合していない」と語ると共に、中日両国の地方政府や民間団体が地方の特色ある経済を発展させるために行っている交流活動は共同発展を促進する重要な試みであると評価した。

平松守彦前知事は「民間の交流活動を絶えず推進することを通じて、日中両国の地方政府と民間団体の間の友好往来を拡大し、両国関係の健全な発展に貢献したい」と述べた。