2005 No.24
(0606 -0612)
 

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>> 経済

2007年の電子商取引の市場規模はB2Bメインで1兆7000億元に

中国のiResearchが発表した「04年中国B2B(企業対企業)電子商取引の研究レポート」が明らかにしたところによると。2004年末における中国の電子商取引(eコマース)の市場規模は3200億元に達し、そのうちB2B(企業対企業)取引が全体の98%を占めた。07年の市場規模は1兆6900億元に達する見込み。

インターネットの普及でデジタル化社会が到来し、発展途上国を含む全世界での電子商取引が拡大している。レポートでは、04年末、全世界で行われた電子商取引総額は2兆7000億ドルに達すると発表。政府機関が重視していることや世界的に経済環境が好転していることなどから、今後も電子商取引の発展は続き、07年の取引額は8兆8000億ドルに達する見込みである。

国内外の投資家は中国の電子商取引市場の発展に注目を集め、投資を加速している。インフラ建設に対する投資は依然として高い。中国政府は電子商取引のインフラ整備を重視しており、政策の制定、ネットワークなどハード面の建設、ソフトウェアの開発、知的財産権の保護、電子政府制度の普及などを促進している。