2005 No.24
(0606 -0612)
 

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 経済

北京市、都市計画の微調整を行い、通州区に副都心を建設

北京市発展改革委員会はこのほど、「第11次5カ年計画」期における北京市の都市空間発展戦略の実施に関する研究課題レポート」を発表した。従来の新都市計画「両軸両帯多中心」に微調整を加えて、「一主一副多中心」とすることを提案した。副都心の建設がその主眼になっている。

「一主一副多中心」計画によると、海淀区と朝陽区を含む北京市の中心部(主中心)に加えて、郊外の通州区に副都心を建設する。また、市中心部の西側に位置する昌平区、門頭溝区、房山区を教育文化産業特色区に、主中心及び副中心の南北に位置する順義区と大興区を現代製造業特色区に、北部の延慶県、懐柔区、密雲県、平谷区を生態保護・旅行関連産業区とする。

今後15年間の発展については、主中心は500平方キロメートルの建設用地を確保し、人口は550万人規模に達する見通し。一方、副中心は建設用地110万平方キロ、人口は約110万人になるものと見られる。