温家宝総理、ベトナム、ラオス、ミャンマーの指導者と会見
温家宝総理は7月4日、雲南省南部の昆明で、大メコン川地域経済協力第二回指導者会議に出席したベトナムのファン・バンカイ首相、ラオスのウォラチット首相、ミャンマーのウィン首相とそれぞれ会見した。
温家宝総理は、「中国は、ベトナムの世界貿易機関への加盟を支持し、国内企業がラオスで互恵協力を行うことを奨励し、支持し、またミャンマーが国家の長期に亘る安定を実現することを期待している」と述べた。
大メコン川地域の協力にふれた際、温家宝総理は、「中国側は、大メコン川地域が地域の発展と繁栄を実現する面で重要な役割を果たすことを重視し、地域的協力の見通しに自信を持っている。中国側は、『善隣友好』の周辺諸国との外交政策を引き続き堅持し、協力し、共栄の道を歩み、地域諸国と共にこの地域の全面発展と人民生活の水準の向上を図るために寄与していく」と述べた。
ベトナム、ラオス、ミャンマーの三ヵ国の指導者は、中国側が今回の指導者会議を主催するため各準備作業を行うことに感謝の意を表すと共に、「各方面の共同の努力の下で、会議がこの地域の協力を促すため戦略的青写真を作るものと信じていると表明した。
大メコン川地域経済協力第二回指導者会議は、5日昆明で開幕することになっている。
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