情報産業部、通信キャリアの海外投資を奨励
情報産業部通信管理局の魯陽副局長はこのほど開催された「2005年中国通信業発展フォーラム」の席上で、「大陸の大型通信キャリアは、第3世代(3G)携帯電話サービスの開始に向けた準備を進めると同時に、国外の合資会社に積極的に投資すべきだ」とし、国外投資の奨励は中国政府の方針であることを説明した。
魯副局長は中国の通信管理部門は、国外の通信キャリアが対中投資を増やすことを歓迎することを明らかにし、市場競争の公平性を保つことに努める立場を強調した。3G関連政策の進捗(ちょく)状況については、情報産業部の奚国華副部長が「中国の3Gサービス開始はすでに最終的な準備段階に入った」と発言した。
関係筋は、「3Gのライセンス発行前に国外の投資家が大陸への投資活動を活発化すれば、大陸の通信キャリアは資金と技術を一度に獲得することができる」と分析している。
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