2005 No.30
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第4回6カ国協議が北京で開催

朝鮮半島の核問題をめぐる第4回6カ国協議は7月26日、釣魚台国賓館の芳菲苑で開幕し、中国、朝鮮、アメリカ、韓国、日本、ロシアの6カ国の代表団が今回の会議に参加した。中国側代表団の団長、中国外交部副部長の武大偉氏が今回の協議を主宰することになった。

李肇星中国外交部長は主催国・中国の政府を代表してあいさつを述べ、各国の代表団に熱烈な歓迎の意を示すと同時に、関連各国が協議再開を促すためにおこなった建設的な努力と平和のために力を尽くす精神を高く評価し、また次のように語った。

朝鮮半島の非核化を実現し、地域の長期的な平和と安定を擁護することは、関連各国の根本的な利益に合致しているとした上、平和的な話し合いという方向を堅持することは唯一の正しい選択であり、6カ国協議は対話を通じて朝鮮半島の核問題を解決する現実的で効果的な方途である。

これまでの3ラウンドの協議において、6カ国は朝鮮半島の非核化という目標を堅持し、対話を通じて平和的に解決する方向を堅持し、朝鮮半島の平和と安定を擁護するなどについて共通認識に達し、国際社会から広く歓迎され、これはなににもまして大切にしなければならないと語り、関連各国と国際社会は新ラウンドの協議が新たな局面を切り開くことができるように願っているとした上、関連各国は自らが担っている歴史的責任と崇高な使命を認識し、協議において柔軟で実務的な姿勢でのぞみ、お互いに尊重しあい、平等に話し合い、これまでの会談の成果を固めた上で、相互理解と相互信頼を増進し、異を残して同につき、共通認識を増やし、協議が積極的な進展を遂げることを促すよう願うものである。

協議はさまざまな困難と挫折にぶつかる可能性があるが、しかし、世に難事なし、ただ志あるものがいるかどうかである、といわれるではないか。食事はひと口ひと口食べるなら、必ず腹いっぱい食べられるものである。道は一歩一歩歩いて行きさえすれば、必ず目的地に到達することはできる。山の斜面は一つ一つ攀じ登って行きさえすれば、必ず山に登ることができるのである。中国は引き続き関連各国との協調と協力に努め、朝鮮半島の非核化を実現し、地域の平和と安定を擁護することにたゆまず努力していくであろう。