2005 No.31
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商務部、外資による投資減少について「心配していない」と語る

商務部の陳健部長補佐は北京での国務院新聞報道弁公室の記者会見の席上で、今年1-5月の外資利用実績が前年同期より約0.8%減った傾向にあることについて、「心配していない」と述べた。

1-5月、中国の契約ベース外資実際利用額額は前年同期比14.88%増の649億7000万ドル、実績が0.79%減の223億6600万ドルとなった。うち5月の実績は前年同月比10.29減の48億9400万ドルだった。

これについて陳健氏は次のように述べた。

1、 契約額の伸びは中国の外資導入の持続力を示している。実績の伸び率低下は原因が多岐にわたっているが、こうした現象をあまり心配していない。

2、 投資事業について、月ごとに比較する意味はあまり大きくない。1、2件の大型事業の商談がまとまれば、数字は突然大きくなり、逆に商談が成立しなければ、数字は下がる。

3、 外資導入は中国のマクロ調整政策および銀行の貸出引き締め策の影響を受けたが、この二ヵ月の伸び率の低下はこれ

4、 の政策とは直接関係ない。

5、 中国政府は今後も改革・開放政策、外資導入政策を揺るぎなく堅持し、外資系企業の投資環境を一層改善し、外国企業の対中投資を促す。