商務部、2005年社会消費財小売総額は12.7%増と予測
中国商務部は、今年年間社会消費財小売総額は前年比12.7%増と予測した。
下半期は、食品、貴金属、燃料などの価格がやや上昇する以外、ほとんどの小売価格は下落し、年間小売価格の水準は2004年より低いと予測されている。
7−12月の消費市場では、生産財価格の下落、繊維製品の供給能力の向上などが有利な条件として挙げられている。また、商業分野の外資開放による市場競争の激化、消費者の収入増加も消費市場を後押ししている。
今年上半期の社会消費財小売総額は2兆9600億元にのぼり、前年同期より13.2%増えた。実質ベースでは12%増となり、1997年以来の速いベースで成長している。
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