中国、省エネ環境保全型の「グリーンホテル」設置に意欲

中国商務部は、節約型社会を構築するため、ホテル業の省エネレベルを引き上げ、2010年までに1万軒の「グリーンホテル」の設置を目指していると発表した。

省エネの環境保全型を主な内容とした「グリーンホテル」の設置は世界のホテル業界が目指しているもので、欧米など先進諸国と地区の関係部門はこれまで相次いで関連基準を発表している。

現在、中国にはホテル企業が約30万軒あり、そのうち、エネルギー使用コストは収入全般の10％を占め、電力、水道、ガス及び使い捨て消耗品などで比較的大きな省エネと節約の余地がある。

「グリーンホテル」の設置を加速するため、中国飯店協会はこのほど、国クラスの「グリーンホテル」の設置に向け、系統的な省エネ技術指導要綱とアクションガイドを初めて提示し、一連の「グリーンホテル」についての経験交流会も開催することにしている。