2005 No.35
(0822 -0828)
 

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 経済

2005年中国大企業五百社が発表 

中国企業連合会と中国企業家協会はこのほど、「2005年中国企業上位500社」を共同発表した。1位は中国石油化工集団(中石化)で、同社と並ぶ石油大手の中国石油天然ガス集団(中石油)も3位につけた。製造業部門とサービス業部門の上位500社も発表され、製造業部門では上位5社中3社が自動車メーカーだった。21日付新華社電が伝えた。

このランキングは売上高を基準に中国の企業(外資現地法人や合弁企業を含む)を順位付けしたもので、今年は4回目。昨年総合3位だった中石化が今年は1位に躍進した。総合部門上位10社の顔触れは、昨年ランクインしていた中国銀行に代わって上海宝鋼集団が入ったほかは、順位の変動はあったものの変わっていない。

サービス業部門は上位10位がすべて中国地場企業だが、製造業では6位にオランダのフィリップス、7位に米モトローラの現法がランクインしている。またサービス業部門上位10社のうち4社は銀行。製造業では上位5社のうち3社が自動車メーカーとなった。

このほか総合で1位と3位になった中石化と中石油は製造業部門、サービス業部門のいずれでもランクから外されているが、中国企業連合会弁公室の胡遅副主任はこれについて「選定基準とした米フォーチュン誌使用の指標では、両社は製造業、サービス業のいずれにも分類できないため」と説明した。

中国企業連合会によると、今年は総合部門の売上高を合計すると11兆7500億元で、昨年より30.6%増加。ランクインに必要な売上高は昨年より15億2000万元多い45億7200万元だった。トップ500社のうち15社は、フォーチュン選定の世界のトップ500社に入るという。