OECD、中国が2010年に世界最大の輸出国になると予測
英金融誌「フィナンシャル・タイムズ」の報道によると、経済協力開発機構(OECD、本部・パリ)はこのほど、「中国は2010年までに世界最大の輸出国になる」という予測を明らかにした。
報道によると、OECDは16日に発表した報告書の中で、「中国は昨年、ドイツと米国に次ぐ世界3番目の商品輸出国になった」とし、中国の今年の経済成長率を9%、来年を9.2%と予測した。
同報告書は、「中国は、過去20年以上にわたる経済の持続的急速成長の奇跡を維持し、かなめとなる改革を実施しなくてはならない」と指摘した。また、中国の銀行業で行われた最近の改革を賞賛した。
OECDの加盟国は現在30カ国で、主に先進国が占める。中国は加盟国ではないが、オブザーバーとして会議に出席している。
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