2005 No.39
(0919 -0925)
 

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 経済

中国で3G通信導入への条件が一応整った

情報産業部電信研究院主催の中国の第3世代移動通信(3G)をテーマに、国内外の専門家や政策決定者が情報交換を行う「中国3Gインチャイナ・グローバルサミット2005」がこのほど北京市で開かれた。

会議では、中国に3G導入への条件が一応整ったことが明らかになった。情報産業部電信研究院は、中国独自の3G規格「TD-SCDMA」の標準化集中テストの結果を報告した。テストでは、ネットワークのカバー、音声通話、テレビ電話、ショートメッセージなど同規格による基本事業のサポートや、大規模な独自ネットワークの構築がすでに可能になったことが実証された。

大手通信機器メーカーの大唐電信科技産業集団が主導する国産3G連盟は、TD-SCDMAの商用化への歩みを速めている。これまでにチップメーカー6社がTD-SCDMAへの参入を表明し、このうち4社はすでに国内外の携帯電話端末メーカー14社・20機種に、TD-SCDMA規格対応のチップを提供している。