日本からの旅行伸び率、８月もマイナス

中国国家観光局のウェブサイトはこのほど海外から１泊以上で中国を訪れた旅行者に関する８月分のデータを発表した。

それによると、８月の海外から中国を訪れた旅行者（1泊以上）は、前年同月比10.6％増の延べ418万6000人に達した。そのうち香港からの旅行者が延べ197万8900人（同期比6.0％増）、約半数を占めており、澳門は37万3900人（同17.6％増）、台湾は32万5500人（同期10％増）である。これらを合わせて全体の64％を占めている。

一方、香港・澳門・台湾以外の外国人旅行者の合計は7月と比べて11.87万人増え、延べ150万7700人に達した。そのうち、前年同月と比べて、ロシアからの旅行客が36％増え、続いてフランスは32.6％増、タイは31％でそれぞれ30％以上の増加となった。

同データから日本は主要な客源国のうちで唯一の前年同月比マイナス7.6％減であることがわかった。