2005 No.40
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>> 経済

中国の民間石油企業、万余社に

中欧(瀋陽)経済貿易商談会では、石油などエネルギー分野への民間企業の進出を励ますにつれ、これまで、民間石油企業はすでに万余社に達し、製油能力も8000トンに達することがわかった。

2004年、中国は3億トン以上の石油を消費し、そのうち1億2700万トンが外国からの舶来品で、中国が米国に次ぐ二番目の石油消費大国になっているというまとめもある。商談会に出席した専門家らは、2020年、中国の石油消費に大きな供給不足があると予測し、民間石油企業の発展は、石油需給矛盾を解決する突破口になることを示唆した。

今回の商談会に出席した中国長聯石油控股有限公司の董事会主席は、最初70余社の民間石油企業が資本投資した中国民間石油商会はこまれでに、1000余社の会員を吸収しており、民間石油企業の発展に全力を尽くし支持しているとともに、商会をプラットホームに、政府に手を貸し、大手国有企業と多国籍石油グルートと提携する掛け橋として、増加中の中国石油需要を満たす構えを示した。

中国の石油産業は中石油、中石化、中海油など有数の国有企業に独占されており、主に上流産業を支配している。民間石油企業はここ数年来発展しているが、本業はほとんど製油、販売分野に集中している。中国国内の8万余カ所のガソリンスタンドの中に、私営は半分を占めている。陜西省の民間企業は一歩先行き、探査、採掘業に進出しており、1000万余トンの加工能力をもっている。