政策の効果で、中国の不動産市場に安定の
傾向に
「中国不動産西部フォーラム」がこのほど四川省成都市で開かれた。建設部房不動産司の謝家キン司長はフォーラムの席上で、「住宅価格の安定とコントロールを目指す各政策の実施によって、全国各地の住宅価格は全体的に下がり、不動産市場は安定しつつある」と指摘した。
謝司長によると、1〜8月の統計から、中国の不動産市場には現在次の5つの特徴が見られる。
(1)不動産投資の増加率が減少し続けている。
(2)一部の地域では需要が顕著に高いという現象がやや緩和した。
(3)住宅消費構造にプラスの変化が生じている。分譲住宅では、契約が成立した物件を見ると、大型、高価格の物件が占める割合は減少し、小型、低・中価格が増えている。
(4)分譲住宅の平均価格の上昇率が低下しつづけている。
(5)不動産融資の増加率が減少している。
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