2005 No.25
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>> 記者会見

世代を越える中日友好は中国の目標

劉建超外交部スポークスマンは6月16日の記者会見で中日関係について質問を受け、中国の対日政策を説明した。

――中国の一部メディアは中日関係に関し「中国の外交政策は、最近の呉儀副総理の緊急帰国で、主体性が発揮された」と報じている。これをどう見るか。

中国の外交政策は、中国の人民の意志に基づき制定された外交政策である。言い換えるなら、中国の外交は中国の人民による外交であり、中国の人民に役立てる外交であり、世界平和の維持と共同発展の促進という目標に役立てる外交である。中国外交の極めて重要な出発点は、平和共存五原則を基礎とした、世界各国との各分野での協力を発展するものである。われわれは隣国との善隣友好関係の発展を極めて重視している。

日本との世々代々にわたる友好という善隣友好関係の発展もまた、われわれの一つの目標であり、この目標に向けて努力している。だが、中日関係の改善と発展には両国の共同努力が必要である。特に日本側が「歴史を鑑(かがみ)として未来に向かう」原則に基づき、歴史問題と台湾問題において正しい姿勢を取る必要がある。

「人民網日本語版」2005年6月17日

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