2005 No.41
(1003 -1009)
 

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>> 経済

秦皇島港、石炭取扱能力が2006年には
2億トンへ

中国で有数の石炭積出港である河北省秦皇島港の拡張工事が進んでいる。工事が完成する2006年には同港の石炭取扱量は2億トンに達する見込み。

秦皇島港は、北京市と遼寧省瀋陽市を結ぶ京瀋高速道路に近く、また京山、京秦、大秦、瀋山の4つの幹線が港まで運行しており、石炭輸出量では全国の50%を占める。

2004年の同港の実質ベースでの輸出能力は1億3500万トンで、山西省、陝西省、内蒙古自治区などからの石炭輸送能力を強化するため、約50億元が投じられた拡張工事が進んできた。

バースは15万トン級、10万トン級がそれぞれ1カ所、5万トン級は2カ所、建設される予定。また別の工期として5万トン級、3万5000トン級がそれぞれ1カ所建設される。いずれも2006年3月前に完成する見込みである。