中国海洋石油公司、渤海海域で新油田を発見　

中国海洋石油公司が伝えられるところによると、中国海洋石油総公司傘下の中国海洋石油有限公司が渤海海域で新しい油田を発見した。この油田は旅大27−１油田である。

油田の存在を実証した旅大27−１−１油井は中国海洋石油公司が掘削した探鉱井で、掘削が始まったのは７月。探鉱井の深さは2772メートルで、水深は16メートル。27−１−１油井は７つの層で厚さ合計34メートルの油層を確認した。

中国海洋石油公司は探鉱井で３回の掘削テストを行った。テストを行ったのは、深さ1170〜1180メートル、1261〜1267メートル、2692〜2696メートルの油層で、原油の日産量は約179バレルだった。

中国海洋石油公司の張国華副社長は「探鉱井のテスト結果が示しているように、旅大27−１油田の前途は有望だ。中国海洋石油公司は今後も新しい探鉱井を掘削し、新油田の埋蔵規模、商業価値について、さらに詳しい評価を行っていく」と語った。

中国海洋石油公司は新油田の権益の100％を保有しており、同油田の作業者でもある。