2005 No.43
(1017 -1023)
 

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 経済

青海チベット鉄道が全線完成

青海チベット鉄道(西寧=ラサ 全長1956キロメートル)の全線完成祝賀大会このほどラサ市で盛大に行われた。

青海チベット鉄道は青海チベット高原の中央部を走る、世界で標高が最も高く、線路が最も長い5000メートル級の高原鉄道。沿線は冷涼で酸素が薄く、地質が複雑で、凍土が長さ550キロにわたって分布し、技術的難度が高く、工事量は膨大なものだった。

クンルン、タングラ両山脈を横切るゴルムド〜ラサ区間1142キロメートルは、2001年6月に着工され、これまで240億元が投入された。予定より早く全線の軌道敷設が完了したことは、この世紀のプロジェクトの決定的勝利が得られたことを示している。

大量のチベット援助物資を積んでゴルムドを出発した列車が15日次々にラサに到着した。青海チベット鉄道の試運転は来年7月から始まる。

鉄道省筋によると、試運転の後、ラサと北京、上海、西寧、成都、広州の5都市を結ぶ5本の列車が運行される。チベット向け貨物の75%もこの鉄道で運ばれ、輸送コストが削減されるようになる。また5年内に、ラサからシガツェ、ニンチへさらに線路が延伸されるという。