2005 No.43
(1017 -1023)
 

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>> 経済

上海市、新エネルギー車の開発を加速 

エネルギーのハイブリッド車が各国の競争の焦点になっている。国のハイテク計画「863計画」の電動自動車重大プロジェクトで首席科学者を務める同済大学の万鋼学長によると、中国ではハイブリッドエンジンと水素燃料自動車の技術開発が急ピッチで進められており、世界のトップレベルとの開きは4年前の15年から、現在は3年まで短縮された。

上海交通大学、同済大学などの高等教育機関と上海汽車集団などの企業は、「産・学・研」の連携により、中核技術を共同で開発した。上海は液化天然ガス(LNG)車の商品化を全国に先駆けて実現し、現在、LNGタクシー3万8千台が運行し、LNG注入ステーション110カ所が設置されている。また新型の天然ガスのハイブリッドバス3千台が、まもなく上海市内を運行する予定だ。

上海には現在、エンジンシステム、燃料電池、駆動装置、動力用蓄電池から、大原油価格の上昇により、今年のフランクフルトモーターショーでは、高効率・省エ容量蓄電装置の重要部品に至る産業チェーンや、共通の中核技術の点検・テストサービスを提供する共同プラットフォームが形成されている。