2005 No.43
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>> 経済

中国有色グループ、海外での非鉄金属開発
を加速

関係筋によると、中国有色(非鉄金属)グループは海外での非鉄金属資源の開発を速め、海外で一定規模の鉱物資源開発の枠組みを形成した。

同グループは国務院国有資産監督管理委員会(国資委)が直接管理する中央大型企業グループの一つで、海外での非鉄金属資源開発、国内外の工事請負、国内取引、対外貿易を主力業務とする国際的鉱業企業。長年の努力で、銅、ニッケル、鉛、亜鉛など国内で不足している良質鉱物資源を海外で保有し、20余カ国・地域に駐在員事務所や事業本部を置いている。

近年、海外資源開発戦略の実施に力を入れており、その開発事業の多くは「政府間協力の枠組み」に入っている。

過半出資するザンビアのチャンビシ銅山は中国とアフリカのシンボル的事業になっている。2003年7月に完成し、年産5万トンの能力を備えている。またモンゴルで過半出資する亜鉛鉱山は中国のモンゴルに対する最大の投資事業で、今年8月に完成した。

現在、中国有色グループが海外に保有する非鉄金属資源は銅が500万トン、コバルトが15万トン、亜鉛が103万トン、ニッケルが80万トン。ミャンマーでニッケル鉱開発を進め、また請け負ったイランの酸化アルミ工場改造事業と銅精錬所、ベトナムの銅開発事業はいずれも順調に進んでいる。