2005 No.45
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向こう5年間、中国企業対外投資の急拡大期に

向こう5年間が中国企業の対外投資の急拡大期になると予測されている。5年後には、対外直接投資総額が累計600億ドル以上に達し、年平均の伸び幅が22%を上回ることになる。これは先般開催された全国対外経済協力会議で明らかにされたもの。

中国商務部対外経済協力司関係筋によると、ここ数年来、国内の一部業種の生産能力の過剰と市場の飽和によって、市場開拓の必要から、いくつかの企業は新たな生存空間を求めて海外進出を始めた。また、製品の現地生産と製品の多様化を図るため、企業は「走出去(海外進出)」戦略を実施するようになっており、これは客観的には日とともに厳しさを増している貿易摩擦を緩和することになっている。さらに、一部企業は対外投資を海外資源を獲得する上で欠くことのできない道筋としている。以上の3つの要因の影響から、今後数年間にますます多くの企業が世界に目を向けるようになると見られている。