中国への日本人旅行客、9月もやはり前年比マイナス
中国国家観光局は先週、海外から1泊以上で中国を訪れた旅行者に関する9月分のデータを発表した。
それによると、9月に海外から中国を訪れた旅行者(1泊以上)は、前年同月比9.2%増となる延べ390万2000人に達した。そのうち香港からの旅行者が185万4200人(同期6.3%増)と最多で、澳門32万5000人(同期9.1%増)、台湾30万2500人(同期7.8%増)と合わせて全体の63.6%を占めた。
一方、香港・澳門・台湾以外の外国人旅行者の合計は8月に比べて8万7300万人少ない延べ142万400人だった。そのうち、前年同月に比べて伸びが大きかったのはフランスからの旅行客で、30.6%増となった。ロシアが26.5%増で続き、インドからの旅行者も24.8%増と大きく伸びた。
以下、オーストラリア24.1%、タイ20.2%、韓国18.8%、カナダ17.8%、アメリカ16.8%、イギリス16.2%、シンガポール14.8%、フィリピン14.7%、モンゴル14.2%、ドイツ13.0%、インドネシア5.9%、マレーシア3.8%の増加となり、日本は依然として主要客源国のうちで唯一前年同月比マイナス8.4%だった。
|