2005 No.45
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>> 経済

中国最初の独自技術による汎用飛行機が量産に

中国で最初の自主的知的所有権を持つ4−5人乗りの多用途汎用軽飛行機――小鷹−500は中国民用航空総局の航行適性審査にパスし、同型汎用軽飛行機の航行適性合格証がこのほど北京の人民大会堂で授与された。これは、小鷹−500が量産できることを意味している。

中国国家民用航空総局の航行適性審査司の周凱旋副司長は、小鷹−500は中国で初めて航行適性合格証を取得した汎用飛行機であり、中国の4−5人乗り汎用飛行機産業および個人用ビジネス飛行機分野の急速な台頭および持続的な発展を促すことになる、という見解を明らかにした。

汎用飛行機は幅広い範囲において利用可能で、中国の幹線飛行機、コミューター機に次ぐいま一つの急速に伸びる成長産業になると見られている。

航行適性合格証を取得した当日、中国民航飛行学院、青島九天飛行学院など4つの部門から100機以上の小鷹−500の発注があり、性能の違いで、小鷹−500の販売価格は220万〜290万元となっている。アメリカ人のデニス氏も15機を発注しており、同氏は小鷹−500の価格はアメリカに比べると20%−30%割安で、価格性能比の非常に高い汎用飛行機である、と評価している。