2005 No.46
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胡錦涛主席、シュレーダー首相と中独関係
発展で合意

ドイツ訪問中の胡錦涛国家主席は11月11日ベルリンで、シュレーダー首相と会談した。

胡主席は「中国は従来どおりドイツとの関係を重視し発展させていく。ドイツと共に努力し、これまでの協力の基盤に立って中独関係を更に深化させたい」と述べた。そして、中独両国が国家指導者層の交流にさらに力を入れ、政治上の信頼関係と戦略的な協力を増すよう希望した。また、両国が経済貿易分野での協力を拡大し、相互投資を促進したり、文化面での協力を深めて交流を強化し、中独関係が新たな水準に達するよう望んだ。

シュレーダー首相は、中国に対し深い親しみを感じている、と述べた。そして「今日お会いしている胡錦涛国家主席は、私が首相としてお迎えする最後の国家元首になる。このことは、独中両国の指導者の緊密な関係を充分に表すものだ」と話した。同首相はまた、「1つの中国」政策を堅持することがドイツの対中関係の基礎であり、その点はいささかの揺るぎも無い、と述べた。両国関係は、多くの成果を挙げている貿易と投資協力の分野以外でも、全面的に迅速な発展をとげる段階に入っており、文化・教育・先端技術など各分野の交流や協力も絶えず進んでいる、とした。同首相は、新政権も対中政策の連続性を保ち、両国の協力を引き続き進め、拡大する、とした。

会談後、胡主席とシュレーダー首相は共同で記者会見を開き、双方が中独の友好的な協力をさらに発展させることについて重要な合意に達したと紹介した。

「人民網日本語版」 2005年11月12日