1〜10月の中国輸出入額、昨年の総額に迫る
1兆1486億ドルに
中国税関総署はこのほど、今年1〜10月の輸出入状況を発表した。通関統計によると、輸出入総額は前年同期比24%増の1兆1486億1000万ドルで、昨年の年間総額は1兆1547億9000万ドルに迫っている。そのうち輸出額が31.1%増の6144億9000万ドル、輸入額が16.7%増の5341億2000万ドルとなった。
10月の輸出入総額は前年同月比26.8%増の1241億7000万ドルで、8カ月連続して1000億ドルを超えた。同月の輸出額は29.7%増の680億9000万ドル、輸入は23.4%増の560億8000万ドルに達した。
1〜10月の通常貿易は輸出が大幅に伸び、輸入も持続的に伸びた。加工貿易は輸出の伸びが輸入を大きく上回った。通関統計によると、1〜10月の通常貿易の輸出入は22.1%増の4859億9000万ドルで、そのうち輸出額が32.9%増の2576億7000万ドルである。輸入額は11.8%増の2283億2000万ドルで、平均の伸び率が前月末を1.2ポイント上回った。同期の加工貿易の輸出入は26.5%増の5527億ドルで、そのうち輸入額が22.8%増の2200億2000万ドル、輸出額が29%増の332億8000万ドルに達した。
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