2005 No.47
(1114 -1120)
 

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1−9月の電子情報産業は在庫高減少で有力製品増

情報産業部の経済体制改革・経済運行司は、2005年1−9月間の電子情報産業に関する分析を発表した。「在庫が著しく減少し、競争力のある製品の比率が増した」とまとめた。

1−9月における電子情報産業の製品販売収入は2兆631億5000万元で、前年同期比21.3%増を達成した。工業増価値は22.4%の4368億2000万減となった。また、利益総額は4.0%減の660億8000万減、納税額は1.8%減の210億4000万元となった。

1−9月期の特徴としては、まず中国の経済規模が穏やかな拡大を続けていることが挙げられる。電子情報産業全体の販売収入及び工業増価値の伸び幅は1−8月期とほぼ同じ水準となった。また、電子情報産業が全国の工業増価値に占める割合は8.7%となり、中国全体の工業成長を1.8%引き上げた形となった。

また、電子情報産業の収益率はしばらく減少傾向が続いていたが、マイナス5.2%だった1−8月期の成長率は前年同期比で4ポイント回復した。しかし、全国の工業平均利益率は24.1%であり、その差は依然大きい。

1−9月期に生産されたコンピュータは前年同期比33.7%増の5749万8000台。そのうちノートパソコンは同期比37.3%増の3359万7000台で、全体の58.4%を占めた。

ソフトウェア産業は、1−9月の販売収入が同期比27.9%増の2273億7000万元となり、1−8月期と比べて1.5ポイント上昇した。そのうちソフトウェア製品収入が同期比18.2%増の1338億5000万元となり、全体の58.9%を占めた。