今年の中国の歳入が3兆元以上に
中国の金人慶財政部長はこのほど開かれた第9回CEO年次総会の席上で、今年の歳入が3兆元を超えるという見通しを示した。
これによると、今年のGDPは15兆元を超え、前年を9.4%上回る。今年第1〜3四半期の財政収入は前年同期比16.7%以上増の2兆4000億元に達した。昨年の歳入は2兆6396億元となった。
税制改革について金部長は次のように語った。
▽今後、全国で付加価値税を生産型から消費型に転換し、内資、外資企業の所得税一本化を含め、各種企業に対する制度を統一し、公平な競争を促進する。また資源税を調整、整備し、時機を見て燃料税を実施する。
▽内資、外資企業の所得税一本化は対外開放政策の変更ではなく、世界貿易機関(WTO)のルールに従って、より公平、透明で、平等な競争環境をつくるものである。中国政府は政策面で猶予を与える予定で、企業に大きな財政負担を強いることはない。
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