2005 No.48
(1121 -1127)
 

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>> 経済

三峡発電所、今後5年間の発電量3600億KWH超

中国長江三峡ダム開発総公司の畢亜雄副社長は「三峡発電所では、第11次5カ年計画期間(2006〜2010年)の累計発電量が3600億KWHを超え、計画を458億KWH上回るだろう」と語った。

三峡発電所は左岸発電所と右岸発電所からなり、それぞれ出力70万KWの発電機を14基と12基設置する。総発電設備容量は1820万KWで、世界最大の水力発電所である。

左岸発電所の発電機14基は、今年9月16日までに、すべて発電を開始した。右岸発電所の発電機12基は、設置段階を迎えており、2007年から部分発電を開始し、計画を1年繰り上げて2008年までに全面発電を開始する。

すでに発電を開始している三峡発電所の発電設備容量は980万KWで、現在の中国の水力発電設備容量1億KWの約10分の1に相当する。すでに合併されている葛洲?発電所を加えると、三峡発電所の1日当たりの発電量は中国の電力消費総量の20分の1に相当する2億4000万〜2億5000万KWHにのぼる。

三峡発電所の累計発電量は年末までに1000億KWHに達する見込みで、今年の発電量は北京市の1年間の電力消費量に相当する500億KWHに達するとみられている。今年計画を超過して発電した分は主に広東に送電される。