2005 No.49
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中国税関の徴税額、初めて5000億元以上に

中国税関総署の盛光祖副署長はこのほど、中国の財政の重要な収入源である税関の税収が今年1〜10月に4312億元に達していることから、年間5000億元を初めて超えるという見通しを明らかにした。

国の税収の安全保障を最大限に確保するため、税関総署は商業銀行と協力し、租税・費用のネット納付保証業務をスタートさせる。14日、税関総署は中国銀行、中国建設銀行、招商銀行と租税・費用のネット納付保証取り決めに調印した。

2000年から2004年までの税関の徴税額は1兆5781億元で、そのうち2004年が4744億元だった。これは中央財政の収入の32%以上を占めた。

盛副署長は次のように指摘した。租税・費用ネット納付の銀行保証制度は税関の税収保証制度の重要な一部で、その中心的な内容は電子納付手段を十分生かすと同時に、銀行が保証人となる第三者保証制度であり、高効率の通関を実現すると同時に、国の税収安全保障を最大限確保するものである。

税関総署徴税管理局の高融昆局長の説明によると、租税・費用のネット納付保証によって、納税義務者は税関が関係の書類審査を終えれば、貨物を受け取ることができ、租税・費用は規定の期限内にネット納付システムを通じて納めればよい。

2003年に税関が租税・費用のネット納付を実施して以来、銀行10行がネット納付に正式に参加し、ネット納付規模が急拡大した。今年1〜10月のネット納付額は約400億元に達した。