第1回経済センサス、企業資本総額、外資が8.7%
国家統計局などはこのほど、2年間にわたって調査・集計を行った「第1回全国経済普査(センサス)」の結果を発表した。これは、国務院の指示を受けて行われる全国規模の経済情勢調査で、第2次、第3次産業の基本的な状況を調査する。第1回目となる今回の調査は、2004年12月31日時点の情報に基づくもの。
中国全土の第2次産業に従事する企業数は167万5000社、第3次産業は514万9000社だった。個人経営は第2次産業が588万7000社、第3次産業が3332万9000社にのぼる。
就業者数は、第2次産業が1億5463万8000人、第次産業が1億5419万人だった。
中国の第2次、第3次産業に従事する企業の「実収資本」(「実収資本」とは、企業投資家が実際に投入した資本のことで、現金、現物資産、無形資産などすべてのプロジェクトの資本が含まれている)の総額は18兆2000億元に達した。このうち、外資が投入した資本は1兆6000億元で、全体の8.7%を占めた。また、香港・澳門・台湾資本は1兆3000億元で、全体の7.3%を占めた。
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