2005 No.51
(1212 -1218)
 

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>> 経済

1〜11月もEUが中国最大の貿易相手 
対日貿易赤字

税関総署が発表したデータによると、1〜11月期も欧州連合(EU)との貿易額が中国の国(地域)別貿易額のトップにランクされ、前年同期比23.6%増の1967億7000万ドルに達した。

中国との貿易額が1000億ドルを超えた国と地域は6カ国・地域に増えた。1〜11月期の中国とアメリカの貿易額は25.4%増の1915億5000万ドルとなった。中国と日本の貿易は、中国側の142億3000万ドルの赤字となった。

今年に入り貿易摩擦が頻発しているが、中国とEU、アメリカ、日本の3大主要貿易相手との貿易は1〜11月期も増加傾向を保ち、EU、アメリカとの貿易額は20%以上の伸び率を記録し、いずれも2000億ドル前後に迫った。

1〜11月期の中国本土と香港の貿易額は20.6%増の1204億5000万ドルで、ASEANとの貿易額は23.5%増の1172億4000万ドルに達した。韓国との貿易額が初めて1000億ドルを超えた1014億5000万ドルに達した。

広東、江蘇、上海が貿易額に基づくランキングの1〜3位にランクされた。広東の貿易額は19.6%増の3816億8000万ドルで、1〜11月期も中国の1級行政区中で貿易額が最も多かった。2位江蘇の貿易額は34.1%増の2070億5000万ドルで、3位の上海は16.6%増の1700億2000万ドルである。