中国政府 対アフリカ政策を発表
中国政府は1月12日、アフリカに対する政策を発表した。この政策は政治、経済、文化、社会などの分野における双方の協力を企画した。
これは、中国政府がはじめて発表した対アフリカ政策で、中国政府が2003年の対欧州連合(EU)政策についで発表した2番目の対外政策である。
この政策は「中国政府は、中国人民とアフリカ人民の根本的利益から出発し、政治における双方の平等信頼、経済における協力、文化における交流と相互学習にもとづく新しいパートナー関係を築き、発展させていく」としている。
この政策の発表は、中国とアフリカ諸国との外交樹立50周年に当たっている。伝えられるところによると、中国とアフリカの指導者は今年の秋北京で始めてのサミットを行い、新しい情勢の下で双方の友好協力関係を強化することについて討議するとのことである。
中国外交部の呂国増部長補佐は当日「対アフリカ政策の発表は、中国政府の重要な外交活動である。これは、双方の友好協力関係をさらに促進すると共に、アフリカに対する国際社会の関心と重視を推し進めていくだろう」と述べた。
なお、現在、アフリカ諸国53カ国の中では47カ国が中国と外交関係を樹立した。
「CRI」より2006/01/12
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