海外上場の中国企業、05年の調達額が
過去最高に

中国証券監督管理委員会（ＣＳＲＣ、証監会）は、交通銀行、中国神華集団、中国建設銀行など優良企業や国有企業の香港市場への上場が相次いだことにより、海外証券市場における中国企業の2005年の調達額は206億4700万ドルと93年から05年の13年間で最高値を更新したことを明らかにした。

1993年7月に青島ビールが中国本土企業として初めて香港に上場してから2005年12月31日までに、海外に上場した中国企業は124社、調達額は累計555億4400万ドルにのぼる。そのうち、海外の主要な証券市場に新規上場した企業は83社、株式の追加発行を行った企業は31社、転換社債を発行した企業は５社にのぼった。