2006 No.07
(0206 -0212)
 

アドレス 
中国北京市
百万荘大街24号
北京週報日本語部
電 話 
(8610) 68326018 
(8610) 68886238

>> 経済

中国の対外経済貿易協力は多角化の方向へ

中国の対外投資、請負工事、労務提携などの対外経済協力業務は、現在約200国と地域に及んでいる。

中国商務部対外経済合作司の担当者によると、「第10次5カ年計画(2001〜2005年)」期間、中国は「アジアをメインに、アフリカを発展させ、欧米、中南米、南太平洋地域を開拓する」という多角的な市場配置を形成した。対外経済協力は工業製造、建築、石油化学、資源開発、交通輸送、水力発電、電子通信、商業サービス、農業などを主体として、さらに環境保護や航空宇宙、原子力の平和利用、医療、観光・飲食、コンサルティングなど国民経済のその他の分野にまで広がりを見せている。中国東部および沿海の省や自治区の「走出去(企業の海外進出・投資)」の優位性は際立っており、中部や西部、東北部及び辺境の省、自治区の「走出去」も加速している。

「走出去」を通じて、中国は国外にいくつかの原油、鉱物資源の生産拠点を形成し、国民経済や社会発展に必要な石油、天然ガス、鉱物資源や木材などを手に入れた。中国企業は国外で主に家電、機械電力、紡織、アパレル、軽工業などの加工貿易に携わり、国内の産業構造の調整を促している。